SSブログ

勝手にコラボ企画 福島・栃木湯めぐり旅(本丸突入編)

大丸温泉旅館を後に一路、北温泉へ向かう。といっても位置的にはそう離れているわけではないので、すぐ到着するはず。このため、宿には直行せずに、温泉街を経由して麓の7-11へ向かう。道すがら、「鹿の湯」「温泉神社」などを通過するが、週末だけあって大変込み合っており、「チョット寄ろうか?」などという気持ちに全くならなかった。県道17号線を市街地に向かって下ると那須温泉街で両側に宿泊施設が立ち並ぶエリアを通過。そこそこ休業している旅館なども散見されたが老朽化や不人気で廃業したのか?と思う建物もあった。そうこうするうちに7-11に到着。この辺の7-11は屋外の看板が茶系統の1色で落ち着いた感じ。景観に関する配慮か条例でもあるのだろう。ここでも飲み物やツマミを少々購入し下ってきた道を引き返す。
http://www.shikanoyu.jp/

県道17号線から分岐し、駐車場に到着。駐車場は八分の入りで難なく駐車できたが、ここからは徒歩で移動となる。結構な急勾配で運動不足(というか絶無)の身としては少々きつい。この坂を登ってくる旅行客もいたが日帰り利用なのだろう。小路を進むと上には高圧電線が間近に見えて(なぜか)ワクワクしてしまう。そこそこ降るとようやく建物と屋外プールのような露天風呂が見える。この露天風呂、かなりデカい!既に数人入っているが印象的には汪泉閣より大きいと感じる。宿に到着し、師匠が帳場でチェックインする間、ロビー(というのだろう、分類上は)を眺めてしばし呆然?事前の予想の遥かナナメ上を行く内装・装飾や古さ+ごちゃごちゃ感は群馬の「収古館」に負けるとも劣らず、感動に打ち震えること間違いなし。
http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/mokuj.htm

今回は明治の建物とのことで、中2階(というか建物の構造がかなり複雑)らしい高さにある「竹の間」が今回の部屋となった。(表ブログ参照)昔の湯治宿特有の2重構造の引き戸になっているが、立て付けが悪くすんなり開かないのはご愛嬌か?木製の扉を開けてスリッパを脱ぎ、更にふすま戸をあけて室内へ。趣のある古さ(としておこう)がなんともいえない。少々休憩して早速入浴。まずは天狗の湯へ向かうが、湯温がかなり熱い。一応希釈用の水栓もありそこそこ薄めているのだが、それでも結構熱く、ササッと湯に浸かり終了。テルマエロマエのロケ地として使用した場所だが、相当湯温を下げていたはず。食事風景などは表ブログを参照されたい。夕食後に河原の湯に入る。自分1人で貸切状態だったので、水栓全開で湯温を下げて入浴した。間近に裏手の砂防ダムが大きく見えた。

ロビー付近にはWifiが3系統あったが、竹の間では範囲外で使用できず。当然3Gも範囲外だった。このため師匠から「チャー研」見ようといわれなかったのは望外の喜び。それにしてもTVが有料なのは苦笑い。今時有料はないだろうと思いつつも、昔はみんなこうだったなぁ…などとノスタルジックな気持ちにもさせてくれた(ハッ、まさかそれが狙いか…)そうそう、衣紋掛けというか上着を掛けるところが「碍子」(がいしと読む)になっているのにもチョットびっくり。配線上この位置には必要ないことから、廃物?利用だとは思うが、大学生などは碍子が何なのか分かるのだろうか?

翌朝も相の湯、泳ぎ湯に浸かる。本館帳場付近の階段を降りて一端屋外へ。2つの湯共同の脱衣場で浴衣を脱いでいざ泳ぎ湯へ。泳ぎ湯の湯温はぬるく、これなら長時間入れそうだ。階段付近に浮き輪があり、これは子供に貸すのだろうと推察。良くも悪くも記憶に残る温泉旅館だ。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

勝手にコラボ企画 福島・栃木湯めぐり旅(秘湯提灯編2)

入浴・昼食も終わり、一路那須方面へ。新甲子温泉、キョロロン村を過ぎて国道289号線から県道290号線へ分岐する。舗装・整備はされれているが山道感一杯の道路だ。県道を抜け那須温泉郷へ到着する。本来であれば最終目的地である「北温泉旅館」へ向かうところだが、秘湯提灯系で有名なところがあるので立ち寄ることとする。
立ち寄ったところは「大丸温泉旅館」。こちらもかなりの有名どころで、川がそのまま温泉となっており、野趣あふれる温泉だ。詳細は表ブログ参照。表でも書いてあるが、川底はもちろん小石や砂で、結構足が痛く、移動に難儀するところが難点か。それと貸与されるタオルを腰に巻くが、結構厚手のタオルで水を含むとかなりの重量となり、時折「ポロリ」となりそう(←なりそう、なので事故は発生していません、えぇ、決して)で気が気ではない場面があった。もう少し薄手の布地でもいいような気がするが…

ロビーには、乃木希典陸軍大将ゆかりの品が展示されており、数は多くないものの、貴重な資料を見ることができる。映画だと「二百三高地」や「坂の上の雲」あたりか。

さすがに有名どころだけあって宿泊費は結構よい値段でなかなか利用しにくいが、折りあらば宿泊してみたいと思っている(いつになることやら…)
http://www.omaru.co.jp/




勝手にコラボ企画 福島・栃木湯めぐり旅(秘湯提灯編1)

引き続き、悪友(師匠)のブログとコラボすることとする。

会津只見考古館を華麗にスルー(?)し、289号線を進む。途中、きらら289(ニーパーキュウと読む)に立ち寄る。日帰り温泉と道の駅の併合施設で、トイレ休憩兼昼食でも…と考えていたが、生憎11時前で食堂はCLOSEしており、お土産売り場も「やや小さい」感じ。手だけ洗って移動を再開した。
http://www.kirara289.jp/

289号線を進むが、この辺は「駒止(峠)バイパス」となっており、駒止トンネルを中心に上り線は登坂車線なども整備されており、とても快適に走行できる。会津高原だいくらスキー場を右に見つつ会津田島へ向かう。途中「細川家資料館」などもあるが、今回は立ち寄らず(考古館のインパクトが強すぎてこれ以上冒険できなかった?)、会津鉄道の高架を潜って7-11に立ち寄る。このセブンイレブンは会津田島新町店といい、ここから東進(白川、須賀川方面)するにしろ、南下(那須、日光方面)するにしろ、概ね立ち寄るようにしている。今回はここで夜のツマミなどを少し買い込んだ。市街地を進むとコメリホームセンター田島店が。特に何が、ということはないが県外でコメリを見るとやや「ホッとした気持ち」になるのはなぜだろう。

会津下郷から分岐し、甲子(かしと読む)道路へ入る。甲子道路も近年整備が進み、とても快適な道路となっている。甲子道路の主トンネルである「甲子トンネル」を抜け、「甲子大橋」を渡って「安心坂トンネル」手前を曲がると甲子温泉 旅館大黒屋がある。しかしこの分岐点がトンネル入り口ぎりぎりにあるものだから、帰りがチョット心配になる。分岐すると結構な急勾配で下りとなり、ようやく大黒屋へ到着する。
受付を済ませて早速入浴。本館内にある「恵比寿の湯」は13時までとのことでササッと入り、本命の「大岩風呂」へ向かう。こちらは本館からそこそこ離れており、廊下・階段(屋根有り)を経て、鉄橋(屋根無し)を渡り、ようやく湯殿へ到着。ここは脱衣場と浴室が一緒(衝立で仕切りはある)になっており、古式ゆかしい印象。若干の先客はいたがゆったり(とした気持ち)で入浴できた。大岩風呂の裏手(というか横)は屋外温泉プールのようで夏場は子供などが利用するように思われた。
ここは昼食もいただけるとのことで、師匠とともにざるそば(天ぷら付)をオーダー。
http://www.kashionsen.jp/




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。